【魔】トライアングル
ヤスコです。
いま、稽古している作品の現場には、
いるだけで。そう、そこにいるだけで絵になる。
という方がたくさんいらっしゃいます。
それはもう、眼福であり、人体のミラクルを感じる不思議であります。
とても、勉強になります。
やはり、他者と触れ合ってこそ自分について考えるきっかけをもらうものです。
ここ最近は、色んなあたらしい方に出会える機会があって、嬉しい限り。
まだ中・高校生だったころ、あんなに自分について考える時間があったのに、いつのまにかなくなっている。
そうして大人になって、久しぶりに色んなひとたちとたくさん接して、また、あの奇跡のような眩しい魔のトライアングルに入れる時期がくるのだなぁと思います。
【魔】魔の粉
今日雨だったのに、下々を苦しめる悪魔のような粉飛んでませんでしたか?
喉かゆいよー、鼻水出るよー、くしゃみでるよー
年々敏感になってしまっている気がする。春はこれからですな。
コイケでした。
【魔】通り
鬼門、というのがある。
昔、地獄先生ぬ〜べ〜で得たおぼろげな知識だが、それは空間の切れ目に急に出現する、なんてことが書いてあったような気がする。
これもおぼろげな記憶だが、
電信柱と塀の間の細い道なども、鬼門になりやすい、なんてことを聞いたような読んだような気がする。
そこから、電信柱と塀の間のほっそい道を通るときは、割といつも微かな緊張が走る。
今日のここは、ついに鬼門か、ついに鬼門か。
まだ鬼門が出現したことはないけれど、
たまに通るとドキドキする路地や十字路、辻、がある。
なぜこの道を通る時に自分はドキッとしたのか。
その理由はよくわからない場合がたくさんだが、そんなとき、あれ、ここまさか魔の領域なのかな……なんて発想がフッとあたまをかすめ、そんな感覚を大事にしたい、と思っている。
ヤスコでした。
【服】変身
転職活動中なので、久しぶりにスーツを着た。半年間働いていなくても、スーツを着ると働いています!という雰囲気が出てくれるのでおもしろい。
部屋の中にいるとき、ルームウェアを着ているときはもちろん全力で脱力。だけれども、少しキレイな服を着ているだけで、自分の家でもきちんと座ったりしてしまうので服はすごい。
ギャルみたいな服着たらわたしでもギャルみたいになるのかな。
コイケでした。
【服】少女漫画の女の子たち
少女漫画の登場人物たちはみんなお洒落だ。
お洒落な洋服の少女漫画、といえばやっぱりみんな矢沢あい先生を想像するのだろうか?
当時田舎のなんにもしらない学生だった私にとって、あの矢沢漫画のファッションは衝撃的だった。
ヴィヴィアンはいまでも気高いブランドに思うし、迂闊に手を出してはいけない、という気持ちが凄く強い。
きっと漫画を読んでいた当時の、
どえりゃ〜お洒落なひとたちだけがヴィヴィアンってブランドを選んでいいんだぜ!感が今も強く残っているんだと思う。
しかし、矢沢漫画以外にも、少女漫画においては基本的にどの女の子も人並みのおしゃれには気を遣っていると思う。
(気を遣っていない設定の漫画は抜きとして)
なんかりぼんとかちゃおとかもさりげなく着ていた服がみんなお洒落、とは言わずともちゃんと気を遣っているかわいいお洋服だった。
フリルとか、デザインとか、髪型も、細かいところ作者の人は色々大変だろうによく描いとるな〜〜と思った記憶がある。
お洋服がことごとくお洒落な漫画…と、
家にある陸奥A子先生の漫画を読み返してみた。
陸奥先生が着せてあげてる女の子たちのお洋服は全部わたしのドンピシャの好みで、いつもうっとりする。
こんな格好、昔すごい好きだった。
(多分してた)
これとか、パジャマなんですが、よく見ると
リンゴ柄…!袖の感じとかも凄く可愛い。
このコマは全てが奇跡だと思う。
夜、彼を想って嘆いてる女の子のシーンだが、そんなことよりまず部屋着が可愛い。てか部屋が可愛い。棚に珈琲とか紅茶の瓶があって、床にソーサー付きカップ置いてるとことかも最高だ。
これもこんなにさりげない洋服なのに、なんて可愛いバランス…!!
と思って、今部屋にいる自分を見たら
高校の部活のときに履いてたアディダスのジャージと、GUのパーカーを着ていた。
いつも、自分なんかやばくなってきたなって思ったら、少女漫画の女の子たちを思い出そうと思う。
【服】優しく撫でるように何度も
3月。春だ。まだ寒いけど、春だ。わたしは四季の中で春がいちばん好きなので、早く春らしいぽかぽかとして散歩したくなるような、そんな気候になって欲しい。
街に出ると、どの店ももう春モノを売っている。ちなみにわたしのフォーシーズンカラーはスプリングなので、この時期に店先に並ぶ服の色は8割似合うと言っていいような気がする。色はね。好きな色の系統でもあるので、見ていて楽しいしなんだか心も華やぐ。とはいえ実際にその華やぐ気持ちを満たせるほどに服を買うお金はないので、クローゼットの中に眠る春服を引っ張り出して、ああこんなもの持ってたなーと復習するところからスタートだ。意外と持ってたことを忘れている服、多い。
そう、起こす服あれば眠らせる服あり。そろそろ冬物を眠らせるための準備も考えなくてはならない。冬服というのは、どうしてまああんなにも、気づかない間にまとってしまっているのでしょう。大量の毛玉。もうどのセーターも毛玉だらけ。着るときに多少手入れはするが、気づけば立派な毛玉がそこにある。安物だからか手入れが下手くそだからか。わたしが悪いのかもしれないが、そんなことは関係無い。毛玉よ、消えて無くなってくれ。じゃないと片付けられないんだ。
そんなことを願ったところでもちろん叶うはずもなく、必死に地道に毛玉カッターでセーターをなぞる。優しく撫でるように何度も何度も繰り返す。が、結構取れない。しかし、ここで強く押し当ててしまうと、服に穴があいてしまう(一度それが原因でお気に入りのセーターとサヨナラすることになってしまった)。地味な作業。無の時間。たまにやる単純作業は嫌いじゃないが、目に見えて効果が抜群にでるものの話だ(アイロンがけとか、水周りを磨くのとか)。片付けられる日は来るんだろうか。それとも、ちょっとくらい穴があいてしまってもいいやくらいの気持ちでやるか。斎藤工がしゃべくりかなんかで言ってたし。服にうっかり穴があいちゃってるくらい隙のある子が好きって。でもわたしの場合うっかりじゃないしな。それ着るとき確信犯だしな。ああ…丁寧に取るしかない…。
まあのんびり、完全に春になるまでに済ませよう。
コイケでした。