【天気】たくさん雨の降る日には

家にこもってザーザーと響く音を聞きながら、うわー、今日家にいる日で良かったー。と思うのが好き。濡れるのは嫌だけど傘さすのが面倒くさいし持ち歩くのも煩わしいので家にいる自分最高!と思えるから好き。

 

皆勤賞レベルで通っていた真面目で元気な小学生の頃。当然サボるなんて選択肢はなく、たくさん雨が降る日にも通う。徒歩通学だったので雨の日が本当に憂鬱だった。家から小学校までが結構遠くて、当時のスピードでだと約30分は歩き続けなければならないため、学校に着く頃には靴下も靴もビシャビシャになってしまって、ランドセルにしまっていた替えの靴下を履いたところで、帰りにはまた当然乾いていないそのビシャビシャに濡れた靴をまた履いて、さらにビシャビシャになりながら帰るのが本当に本当に嫌いだったし、なぜ自分の家はあんな遠い場所にあるんだと悩んだこともあった。帰ってふやけてシワシワになった指先を見てさらにくらいきもちになるのだ。歩くとキュポっみたいな音と、変な気持ちの悪い感触があったことはよく覚えている。なんで長靴履かなかったんだろうなー。

 

コイケでした。